紅まどんな L(15玉)
愛媛県内でしか栽培が許されておらず、また糖度・酸度の出荷基準だけでなく、着色ムラ・果形・キズなどの選果基準もクリアしたものだけが「紅まどんな」と名乗れることから、
市場に出回ることが滅多にない大変希少な柑橘です。
紅まどんなは、手に持つと果実のプルンとした弾力が感じられ、包丁を入れるとキラキラと美しく輝く
オレンジ色の艶やかな断面が姿を現します。
口に入れれば、みかんやオレンジのような粒感はほとんどなく、
ジュレのように口の中で溶けていくような食感。
オレンジのような爽やかでジューシーな甘みが口いっぱいに広がります。
房の皮残りも一切なく、まるでむきたての果実のゼリーを食べているようです。
旬は短く、12月上旬から中旬。最近では生産者や生産量が少しずつ増え、
前後1カ月程度にも出回るようになってきましたが、それでもかなり短い期間しか楽しめない
貴重な柑橘です。
《紅まどんなのおいしい食べ方・切り方》
外皮が薄く、手でむくのが難しいため、包丁で切って食べるのがおすすめです。
おいしく食べるコツは「スマイルカット」。
《紅まどんなの日持ちや保存方法について》
果肉を守る外皮が薄い柑橘は日持ちしないことが多いのですが、紅まどんなも例にもれず
あまり長期保存には向いていません。
ちょうど食べごろのものが出回っていることが多いので、手に入れたらなるべく早めに、
1週間以内を目安に食べましょう。ただし、収穫したてのものはしばらく置いておくことで酸味が減り、
甘みを強く感じやすくなる傾向にあります。
少し酸味があると感じた場合は2~3日置いてみるとよいでしょう。
その際は、直射日光を避けて冷暗所で保存しましょう。
お歳暮などお世話になった大切な方への贈り物や、ご自分へのご褒美に。
果物好きをうならせる奇跡のみかん「紅まどんな」を是非お楽しみください。